6月の読書
…「遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子どもの声きけば」など、300番台の歌、数点にとくに心ひかれた…
毛皮のマリー ☆血はたったまま眠っている など戯曲数点
…月末には修司の義理の弟、寺山偏陸さんを囲む会に参加して、修司や天井桟敷について、いろいろと興味深いお話をうかがった…
☆明石海人歌集
…再読。もう何度目かしれない。
ターシャ・テューダーの言葉
…生活、仕事というものに疲れ切って、図書館で借りてきた。手元に置いておきたい本のひとつ…
からっぽの世界 自殺直前日記改
…再読。漫画にかぎらず、作品内に死をうみだすことで、現実の死をくいとめるということを考えていたら、山田花子に手が伸びた。…
別冊太陽 (芸術は覚醒を要求する)
…圧巻、驚嘆、恍惚。何度でも観かえしたい。てもとにほしい画集には手が届かない身にとっては宝のような一冊…
☆アサイラム・ピース など
…ある作家さんのTwitterを見ていて読みたくなったので借りてきた。共鳴を覚えた。他の作品は、それほど響くものは見つけられなかったが、この作品集には震えた…
☆少女外道 ☆標本箱 ☆隠り沼の など
…これもまたうえの作家さんの影響。しっとりしたむだのない文章、それに乾いた視線。どれも好かったけれど上の三つがとくに好みだった。また他の作品も読んでみたい…
須永朝彦 (短編小説集)
天使 など
定本種田山頭火句集
…再読。旅に出たいけどでれないのでかわりに山頭火を読む。…
新編泉鏡花集
妙の宮 ☆化鳥 凱旋祭 さゝ蟹 清心庵 髯題目
笈摺草紙 ☆鶯花径 湖のほとり 名媛記 海の鳴る時
…化鳥、鶯花径がとくに好かった。髯題目は読んだときの体調のせいもあるかもしれないが、難解に感じた、というかよくわからなかった。…
鏡花集をひらいたので、当分のあいだ鏡花を読むだろうと思う。合間に薄い本を読んだりもしている。啄木詩集、赤い鳥研究、花ごよみなど。
ざっとこんなところだろうか。