木曜荘

ものかきの日記

2022/07/02

雨にうたれたのかというくらい、作業着を自分の汗で濡らして現場を終えて、風呂に入ってからプチパリへ出かけた。冷房の風のあたるカウンターに座って、一日の火照りをさました。

印刷屋さんと待ち合わせ。製本前の最後の印刷を受け取る。通読して問題なければ製本へ。今日のうちに読み終えて連絡したいところだが、どうなるか。いくつか問題がある、と言われていたが、どれも大したことないもので安堵した。やっと形になる。

打ち合わせが終わると印刷屋さんは麦酒をのみはじめる。ぼくは氷の溶けてしまった珈琲をちびちびのみながらオーナーといろいろ話す。三日に行われるオーナーの本の完成イベントが楽しみでしかたない。貸した金が返っていれば上製本を買えたのだが、いまのぼくにはすこし値がはる。コツコツ貯めて、まだ残っていたら買おうか…とはいえ限定三十部、すぐになくなってしまいそうではあるが。

先生が当日プチパリまで来れるだろうかという話にもなった。この暑さだ、無理はしないでほしいと思うけれど、それでもみんな先生に会いたいだろうと思う。ぼくは会いたい。なんなら先生のご自宅まで押しかけてしまおうかとさえ計画している。ご迷惑はおかけしたくないので決行する勇気がまだないが、お話したいことが山程ある。

 

帰宅してから文章をひとつ書いた。Twitter上で流れてきた企画がちょっとおもしろそうだったので、できる範囲で乗っかってみることにした。書ける日はかいてみようと思う。