木曜荘

ものかきの日記

告別

青空に心残りのしろい月 告別の朝も文字書くぼくは さんざんに泣かされた告別式だった。親より先に死ぬことの不孝を思った。生前の彼は本当におだやかで優しく、できた人間だった。父親の介護にも献身的だった。それでも、先に死んでしまっては、「親不孝者…

日記と歌

薔薇は咲いたか、と毎朝玄関のとびらを開ける楽しみ。開けてすぐのところにある鉢植えのミニバラ、蕾がみっつほころびかけている。ゆっくりでいい、きれいに咲くといい。 倦みはててつかれた頭をとりかえて軒先に干そう薔薇は咲いたか Twitterのおともだちの…