木曜荘

ものかきの日記

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

推敲と詞華集

寒い朝。春はまだか、と思いながら、この寒さもふくめて春なのだろうとも思う。日々の寒暖差には驚かされるけれど、なんとか元気にやれてるのでいい。 要るもの 使い古しの作業着が破けた。股のあたりが破けたので、これは新調しないわけにはいかない。経験…

2022/04/28

二日間かかって芝を引っ剥がした。よわよわしい地上部からは想像できない根の強さに皆体力をそうとう奪われた。整地して、昨日は芝はり。はるのは慣れているもので行えばあっという間。二日でやっと剥がした分を一日でほとんどはり終えて、手伝い現場をすこ…

2022/04/25

暑い日 暑い日がつづく。なんて、いまからそんなこと言ってたら植木屋の夏をのりこえられないのだけど、暑いものはやはり暑い。 今日は終日、芝生をはがすために下を向いて鋤簾をふるっていたので、ぬぐってもぬぐっても流れる汗がずっと目に入ってきて、コ…

2022/04/20

自分の締切 次の日曜日まで、時間のすきを狙って可能な限り読みかえす。いくつか誤字脱字の手直しはあるけれど、全体的にみて、言葉や文を直そうという気にはならなかった。修正をすこしして、日曜日に再度印刷してみて、そのまま脱稿でもよいかもしれない。…

2022/04/19

五時に起きるのが習慣になってきた。というか五時前に勝手に目が覚める。目覚ましより早く起きて、珈琲を飲みながらぼんやりするこの時間が今は気に入っている。 おかげで遠い現場の日に早く起きなくてはいけない、という面倒な感覚が消えた。近い現場、開始…

欅、ひとまず

「欅」一段落 今日も五時に起きて、そこから書いていた。 途中少し寝たり、菖蒲園に散歩にでかけたりして気分転換をはさみつつ、なんとか「欅」を書き終えた。 書き終えるのに数日か数週間は要するだろうと思われた最終章を、今日一日で書き終えられるとはつ…

2022/04/15

Rさんとぼく 人間関係という畑に、どういう種をまくかを決めるのは自分。芽がでるかどうかは、土や水や光が決める。十年ほどまえにまいた種に、いま救われていると感じる。もちろんそれは相手の好意であって、とてもありがたく思っているけれども、自分が種…

2022/04/13

もぎとった休日。 工期と丸かぶりだった長野順子先生の巡回展をできれば訪ねたくて、遮二無二作業をすすめ、あとは明日搬入されてくる植木を数本植えて完了というところまで進んだ。 ので、勝ち取った休日といえる。 朝はいつもどおり起きて、またセルフ喫茶…

2022/04/10

工事の一週間を終えた。庭の一週間とくらべると嘘みたいに疲労がたまるので、朝は起きられないものと思っていた。それに加えて、昨夜は曳舟のル・プチ・パリジャンで朗読を観て、眠るのが遅くなったのもあった。お酒も少量入っていたし。 けれどいつもどおり…

2022/04/10

植木屋はまだ閑散期、この時期に一週間仕事があることはとてもありがたいこと。 昔、ある会社で数年間ともに働いた人からの仕事だった。この業界で年間仕事を切らさずに、何人も従業員を抱えて現場をまわしている彼を尊敬する。出会った頃はまだ二十歳そこそ…