木曜荘

ものかきの日記

電書鳩

もう詩は書かないなんてなんどもなぞって そうしてまたこっそり試みてはこころ折って 隣から聞こえる歌がきれい 自分の声はどんなだっけってわからなくなって 目はどこにあるんだっけ探しにいくふりだけ残して 荒ぶっても気ちがってもみんな言い訳なんだって…

あなたへ

いまは生きているだけでいい、と伝えたい。 かならず良い日が訪れると伝えたい。 それを祈っていることを伝えたい。 独りじゃないと伝えたい。 焦らず、ゆっくり休むということは、ときにとてもむつかしい。 病人でいることにも疲れることがある。 病床で呻…