5/05 減量やらSNSやら
三月から四月まで仕事の量も極端に減り、鬱もしつこく居座っていたために、心身ともに贅肉を蓄えた。
今月は連休明けからまぁまぁ仕事があるし、とりあえず鬱のかげも薄くなったので、すっかり重くなってしまった体とこころの減量をはじめた、それが一週間ほどまえ。
蛋白質、炭水化物は最低限とるように気をつけながら、余分なものを摂取しないように食事をととのえている。
まず自分でつくったものしか食べない。外で食べたり買ってきたりはしない。
使い切れないと無駄になってしまうので、余分なカロリーも摂らない。
脂から逃げてまわる姿が我ながらおもしろくもあるけれど、そうして逃げでもしないとどんな食品にも大量に含まれているので、仕方ない。
食生活を見直すということは、自分の体を創ることで、自分を創ることでもある。それはおそらく精神の安定にも繋がってゆく。これは責任感をもちつつ楽しめることでもあると感じている。
そうしているうちに、これは自分の周囲の環境などについても敷衍できるようだな、と気づいた。
たとえば、ぼくにとってSNSは脂質。必要なぶん、多少あればそれで十分で、摂りすぎると非常にまずい。いくたりかの好きな作家さんの活動や発信が知れればそれでよく、一日に少しずつ摂るのがやはり心身ともに望ましい。
運良く、ぼくの大好きな作家さんはTwitter以外に発信拠点をおいているかたが多いので、以前のように画面にかじりついて、求めてもいない(むしろ逃げたい)情報などにさらされて四苦八苦することもまったくなくなった。必要なときに必要なぶんだけ利用することで、とても有益なツールになったような気がしている。もちろんこの付き合い方ができなくなるようになったら距離を置くけれど。
好きな作家さんの発信やその作品にふれることはぼくにとっては蛋白質で、これはどんどん摂取していきたいと思っているし、それらがぼくの体をつくるひとつの栄養になることは間違いない。なので上に書いたように、脂質をよけながら摂取する工夫がいるのだろうと思う。
日々の読書や鑑賞はさしづめ炭水化物といったところかな。なければ生きていけないけれど、しばらくなくてもなんとかなる、っていうと変かな、でもそんな感じで、摂取しないあいだ、自分のなかにあるもので思索したりすることもきっと大事なことだと思う。
自分の口にいれるものを自分で考えながら作るようになってから、そういうことをよく思うようになった。これは自分の創作にもかならず影響してくる、というか創作に関してはすでにわかっていたような気もしてきた、書いてて。自分に食べさせたいものを作るということは、自分の読みたいものを書くことにとても似ているから。
とかく胸焼けしがちなSNSだけど、しばらくはこうしてうまく利用することができそうだなと思っている。けれど自分の発信は、Twitterよりこちらのほうにのりかえたほうがよさそうだと感じている。主食はやはり作品そのもので、こちらは副菜のようなものだけど、書いてて心地いいので、しばらく続けると思う。
「カクヨム」はあまりに土俵がちがいすぎるので、もう使わないと思う。なのでちいさな作品なんかは、こちらにあげることもあるかもしれない。
連休ももう終わり。
一編あたらしく書き直すことができたので、まずはいいかな。
また仕事の合間にこつこつ少しづつ書いていこう。