2022/11/28
今朝は久しぶりにのんびり。現場は森下。落葉樹の剪定など。
暗くならないうちに帰宅。「片上長閑撰・露月二百句撰」が届いていた。田畑書店で330円。ポケットアンソロジーといい、未綴じの作品を好きに集めて自分なりの一冊に綴じるシステムらしい。おもしろい。今後他の作品が揃っていくのか、それを綴じるのかわからないが、楽しみではある。
一気に読む。かなり好きだ。とくに好きな句をまとめた。
『#露月二百句選』より
— 森侘介 (@wabisukemori) November 28, 2022
片言を交はして花に急ぐ人
物云へば共に愚にして涼し
二十年家郷を出でず花茨
晝顔のかたまり咲くや道普請
夏草を踏みしだき来て獨なる
秋風や一時にかがむ草の骨
我と無我と何れ雀か蛤か
…などが特に好み
よい本だった pic.twitter.com/WJA2TwBhTZ
(撰の字を間違えるミス。Twitterは修正できないので恥ずかしい。)
また読み返したいと思うし、石井露月その人に対する興味も湧いた。その生き方がよい。すこしその周辺をあさってみようかしら。
ぼくも死ぬまでこつこつと何かを書き続けていきたいと思う。