木曜荘

ものかきの日記

2023/02/11

植栽工事、残り四日。にも関わらず、あいかわらず作業できない箇所が多い。元請けの監督があまりに無能だとわかったので、もう組(ゼネコン)の監督と直接やりとりをして、どんどん進めた。構っている暇はもうないのだ。できると言ったりできないと言ったり、日によってころころと変わる。結局、多業種のからむ工事現場はやったもの勝ちだと学んだ。

高木、中木、低木、地被を植えて、仕上げはこのバーク(樹皮)チップのマルチング。これで土を隠していく。管理のときは邪魔者でしかないが、バークを敷き詰めたときのしまった感じがぼくは結構すきだ。

誰も見ないだろうという場所の植栽。見えない場所まできちんとやりたい。小一時間で、植えつけ、竹支柱、結束、マルチングまで。右のカクレミノがとんでもない場所に植わっているが、これも図面通り。こんな狭い場所で竹支柱の「やらず」などできるわけない、と思っていた相棒が、ぼくが根性でつくったやらずを見て驚いていたので、それでよし。見る人はいるのだ。

数カ所の作業を完璧に終わらせた。図面にチェックを入れていくのは快感だ。もうそこの作業も材料も考えなくてすむのだから。

月曜に多くの宿題を残して、今週は終わり。

日曜は朝から上野のキンコーズに行く予定。先週はさんざん待ったがレンタルPCが空かなかったので、明日は朝から行こうと思っている。「これで最後」と思いながら本づくりに向かっている。また作りたくなれば作る。そのための『蕾』だ。でも、「これで最後」となぜかつぶやいている。よいものができるといいが。