木曜荘

ものかきの日記

2023/03/23

今日は芝に目土をいれてきた。芝の根を守り育てる、大事な作業。今回は山砂を使った。黒土では入りも悪いし、泥をひっぱって現場を汚すし、なにより雨と相性が悪いので、昨日のうちにそういう段取りを組んだ。

これが目土前。

これが目土後。見た目にも馴染んできれいになる。目地も埋まる。

目土を入れ終えてちょうどよいころに雨が降りはじめたので、灌水は天然に委ねる。

ぼくらは作業を終えたけど、擁壁の方の工事は大変だ。工程が詰まっているようで、生コン車の搬入も今日しかできないらしく、屋根をつくって強行していた。

この大きなシートの屋根の下に、職人さんたちがたくさん入って作業しているのだ。なんともすごい根性だ。

置場に戻って、道具や車を洗って、弁当を食べて家に帰る。どっと疲れがでて、横になる。打ち合わせから任された工事現場はこれで何件目か、数えようとしてやめた。次の工事の段取りがもうはじまるからだ。

 

ものを書くということをもう随分していないが、そんななかでも蕾は開きかけている。製本を担当してくれた方から、写真が送られてきた。なんとも素敵な表紙に綴じ糸。早く触りたい、開きたい、読みたい。よい本になったことと思われる。早く会いたい。