木曜荘

ものかきの日記

2022/12/22

雨が冷たかった。途中ざっと降ったりもしたが、昼にはやんでくれた。

今日も渋谷で剪定、剪定。大きな樹ばかりだし、人通りも多いしでなかなか素早くは進めない。それでもまぁまぁの進捗ではあったと思う。

珍しい樹と出会った。「イジュの木」といい、どうやら沖縄の樹であるらしい。名前も姿もはじめて知った。ホルトやヤマモモのようにも見えるし、葉のあたりを見ているとカシ類にも見える。樹肌もどうにも特徴さだまらず、同定のむずかしそうな樹木だ。

花と実が特徴的だから季節によっては見分けられるかもしれない。

この可憐な沖縄の樹があちこちで植えられはじめているらしいけれど、生産は少ないとも聞く。山採りばかりではまずかろうと思うが、どうなのだろう。

渋谷の現場をあがってから、社長の車で川口まで。明日使う荷をとりにいった。サツキを数株。車中で話したが、剪定などの管理もいま、いろいろとかわってきている。先日もすこし書いたかもしれないが、「自然風」という形が好まれているらしい。これまでの剪定とはまるでちがう。過渡期にあるのだろうな、と思う。

慣れてくれば、このやりかたもいいものだと思う日がくるだろう。それによっていままでの技術がすたれてしまうのはもったいないと思うが、技術が増えるのならばそれはそれでいいのだろう。

明日も早起き。でも今日はすこしでも勉強をすすめたい。昨日は歯科のおかげでまったくできなかったから。さて、がんばります。