木曜荘

ものかきの日記

2022/05/29


樹木葬、ほぼ完成したので写真を貼っておく。
泥や石やセメントやらを相手にするので、植木相手よりよっぽど疲れるが、完成したときの満足感は大きい。特に今回は短い工期を元請けのミスやら都合やらでさらに一日短縮されたうえに、追加工事がいくつもあって、よく工期中に終わったものだと思う。下の写真は昨日の「ほぼ」完成の状態。あとは元請けの都合で、向こうで残りの工事を行うことに。といってもすぐに終わるような作業ばかりだけど。なので、ぼくらからすると不完全燃焼ではあるけれど、終わりは終わり。

昼休み明け、住職が遠くから手招きするので、いってみると青大将らしき蛇がいた。住職は蛇が苦手らしくなんとかしてくれと言うので、つまみあげて人の入らないような茂みを探して、そこへはなした。おそろしく素早い蛇だったので、捕まえるのには難儀した。


この頃は仕事が多く安心して暮らしているけれど、そのぶん日程があわずに受注に達しないことも増えてきたが、昨年裏切り行為をされた会社の仕事なので、断ってもなんとも思わない。やはり仕事は人間関係である以上、やってはいけないことというのはある。それを平然とやってのけた会社に対して、守るべき恩義などもうない。手伝いにいっている別の会社にくらべれば金額は大きいけれど、そんな会社、いつ手を切ってもいいとさえ感じている。信頼というのは本当に大事だし、道にもとる行いをすればそれは簡単に崩れる。ひとのふりみて我がふり直せで、自分も充分に気をつけようと思う。とくに躁状態寄りのときは、そうした行為にちかい動きをしてしまうことがあるようだから、服薬の管理と、こうした日記などによる認知行動療法をつづけて慎重に生きていくしかない。
一度壊してしまった人間関係というものは容易には修復できないことは知っているが、このごろそれを痛感している。自分のしてしまったことはすべて背負っていく。仕方ない。人にそれをされるのはさらに仕方ない。諦めて、黙ってその人のもとを去るのが一番良い気がする。


今日は休みなので散髪でもしてから、文学フリマに遊びに行こうかと思っている。よい本に出会えるといい。