木曜荘

ものかきの日記

2022/07/07

今日も若干の寝坊。けれど昨夜は本を読めた。木曜なので体は疲れているけど、精神面は昨日ほど塞いではいない。なんとか対処できているように思う。

昨夜読んだのは、よなかくんの『ぼくのあお5』という日記本。泣いたり、悩んだり、怒ったり、ちいさな喜びを見つけたりするその生が、きらきらと輝いて見えた。なんでも若さを理由にするようになったら、自分の老いた証だと思うけれど、それでも迷走したり躍動したりするその若い生命力を美しいと感じたのは本当だ。

この日記本に比べれば、ぼくの書いてる作品はなんとお粗末なものだろうか、と感じた。本当をへたくそな嘘で装飾して、中途半端な読物を書いてしまったような気がしている。それでも当時の全力で書いたものだから、それを否定するつもりはないけれど、お粗末だなぁと思わずにはいられない。

もっともっと力を抜いて書けたらなぁとも思う。

 

自分に関することをなんでもかんでも否定してしまうのは「症状」だと自覚はしている。しているが、これはやはりなかなかしんどい。なにもかもうまくいかないという考えに支配されているけれど、実際はそんなことはないので、冷静に客観視できるようになりたい。

それから、せめて早起きの習慣だけは取り戻したい。心身ともに、早起きにはメリットしかない。が、朝の体の重さは尋常ではない。一日蒲団の中で過ごしていたいが、ぱんぱんにつまった予定がそうさせてはくれない。次の日曜も法事だし、なかなか休める日がないのがつらいが、なんとか山を越えたいものだ。

たのしいことをたのしいと感じられるようにはやくなりたい。かなしみやさみしさばかりではないことを思い出したい。