木曜荘

ものかきの日記

2022/09/01

昨日はどう過ごしていたっけ、と考える、思い出す、という意味ではこのブログはある種の訓練になっている。日々を消費するようにむなしく過ごしてしまうことがあるけれど、思い出すことをしてやるだけでも、なにかしらこう、無駄にはしないぞというような気持ちも現れてくるもので、不思議だ。

昨日は午前中に取引先と会って、色々と話した。結論は「御社には今以上のなにも求めていない」に尽きるものだったが、そうなった経緯や事件について細かに説明した。とても億劫だったが、新担当がぼくと同じ昭和五十八年生まれだったので、なぜか舌がまわりやすかった。おもしろいものだ。伝えるべきものは伝わったと感じた。

昼からは作業着に着替えて、先日体調不良で引き上げてしまった現場を仕上げにいった。それで八月分はおわり。今月あたりPCを安く新調したとしても、製本にかかると思われる費用分はこの三ヶ月で稼げたと思う。あとは節約。

本の外側はだいぶイメージが進んできた。こうしようああしようというのはもう過ぎて、ここをなくそう削ろう、という段階になってきている。ぼくは簡素なものが好きだから、なるべくそうしたい。

しかし肝心の中身が止まっている。書けていない。ひとつは二稿をおえて熟成待ち、もうひとつは初稿のまま手がつけられずにいる。時間を確保するのが課題。なんとかする。

 

今日は朝からざんざん降っている雨のために、自宅で待機中。そろそろ止みそうなので、現場へ向かおうかと思いつつ、これを書いている。できることなら雨に濡れたくはないので…。まあ無理かな。とくにこの時季は。

断続的にばさばさ降っては止んでを繰り返しているので、諦めてヤッケを着込んで行ったほうが早いな、これは。雨は濡れるもの、仕方ない。いってきます。