木曜荘

ものかきの日記

2022/10/16

朝はいつもよりすこし遅く起きる。よく眠れたように思う。

日曜朝の習慣、その週によくつかった道具の手入れ。今回は草刈りに使う刈払機の手入れ。ある程度分解して細かいところまで掃除していく。グリスが途中でなくなってしまったのがちょっと不満だったが、きれいにはなった。その他の機械もついでに掃除する。機械や道具が磨き上がると、気持ちもいくらかすっきりするように思われる。

昼にそばを茹でて食べる。それからしばらくのんびりして、プチパリへ。

 

しらないひと。さんと曳舟でデートのお約束があったので、待ちながら個展の作品を眺めたり、蛙の水槽をのぞいたり、お喋りを楽しんだりした。

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スイスのアブサンに関するものすごい本もパラパラと読んだ。写真も美しく、添えられた文章にも味わいがあった。安く買えれば手元にほしい一冊だった。

三味線弾きの紳士があらわれて、詩人ルネさんの朗読や、書斎主人の尺八にあわせて、即興で演奏してくれて、それがよい感じだった。

しらないひと。さんと合流して、駅前の町中華へ。どれも美味しかったけれど、石鍋豆腐というお料理がいっとうよかった。多種のスパイスがよく効いていて、からだがぽっぽと温まった。

ふたりでのんびりゆっくり話すのもよかったけれど、ノリで五人でわいわいとやって、それはそれで楽しかった。すこし話し足りなかったので、プチパリの玄関わきでふたりでごしょごしょ色々話した。

出会いについてや、それを逃さない方法について、友川カズキのヤバさについて、たくさん興味の重なる部分がお互いにあるので、話は尽きない。今度は珈琲でも飲みながらだらだらお喋りしようと約束した。次のデートが楽しみである。それから、一月二九日に南林間のチャンドラ・スーリヤさんで開かれるライヴにもきっといくと約束しておいた。なかなかの距離があるので今まで行けていなかったが、ようやく行けそうでいまから楽しみだ。

ほろ酔いで帰宅。家を出るころはコートを持て余していたが、夜になればちょうどよい。この時季は服を選ぶのに難儀する。

月曜からまた樹木葬の墓工事がはじまるので、石鍋豆腐からもらった力で頑張りたいと思う。