木曜荘

ものかきの日記

2022/12/01

今朝は凍りつくほど寒かった。大げさに言っているのだけど、昨日からの落差がそう思わせるのだろう。朝、同じ車で出社する予定の相棒が寝坊したので、明るくなるまでコンビニの前で震えていた。じょじょに明るくなっていく空を見ながら、朝だな、と思った。

現場は金町。芝刈。なんだかくたびれた。理由ははっきりしないが、やや寝不足なのだろうか。昨夜はあたらしい勉強をはじめたばかりでちょっとやりすぎたかもしれない。試験は半年後だから、急ぎすぎずにやろう。

現場のすみに美しい木瓜が咲いていた。こういうものを写真におさめるていどの余裕があるということがうれしい。寒木瓜というやつだろうか。花言葉は「平凡」「退屈」「早熟」「熱情」らしい。平凡なものこそ美しいとこのごろ思う。

帰って歯科。捻挫は誤診で、急性の歯髄炎というものだったらしい。炎症が副鼻腔まで広がったのか、蓄膿症の症状が出てつらかったが、もうすっかり治った。あとは根の治療らしい。とにかく歯はお金がかかる…。

お金がかかるといえば、樹木医のテキストが届いた。高い。それもそのはず、700頁ある。これを頭のなかにたたきこむことが、ぼくのこれからしばらくの目標。会社に勤めるならば、なにかひとつでも秀でたものをもっていないと貢献できない(というのがぼくの考え)。ぼくの場合、この資格が取れれば御の字かな、まあちょっと考え甘いかもな、そう簡単に受かるまい、いやしかし、とあれこれ考えつつも、毎日すこしずつ進めていく。なにせ時間がないので。