木曜荘

ものかきの日記

2022/08/30

昨日は二人で現場だった。「二人しかいないんで◯◯までできればじゅうぶんです」と言われるとぼくは燃える質だ。ぜったいそこを越えてやろうと思う。越えられた。咳も少なくなったし、作業中頭痛に襲われることもなかった。だるさも体を動かしているうちに消えていって、お、これはようやく治ったと思っていいのかな、などと感じながら働いた。よい仕事ができたと久しぶりに思えた。

 

弁当をつかったあと、朝印刷した作品に目をおとす。すこし読めたが、あとは他愛もないおしゃべりに邪魔されて読めなかった。昼休みのおしゃべりは色々と大事なので、仕方ない。

帰って身を清めてからしっかり拝読。すさまじいものができたと感じた。前回書いた方の詩もそうだが、こんなにすばらしい作品たちをぼくが預かってしまっていいのだろうか、と思うようなすばらしい作品が揃っていく。You Tubeでもすこし触れていただいているのでぜひ観てみてほしい。↓

これから本にするまでの間に、何度も読み直す。これは編者の特権なのかもしれない。贅沢なことである。

多くて五十部限定だと思っている。予算の都合もあるし、売価も一冊あたりがすこし高くなると思うので。そのうち十部は自分用と進呈用。だから販売は四十部以下になると思うけど、これは買ったほうがいいといえる一冊になりそうである。原稿の集まるのが秋から冬の予定、それと並行して製本の段取りを組んだり、資金を確保したりするので、早ければ冬には形になるやも。あるいは春頃になるかもしれないけれど、一冊目なので、長い目で見守っていただけたら幸いです。

一冊仕上がれば、そこからはコンスタントに出していきたいという思いがあるが、どうなるだろうか。とにかくこれは自分が生きる意味であり、とても楽しんでいる。大切に少しずつ形に近づけていきたいと思う。

こんなぼくの呼びかけに寄稿してくださって、本当に感謝です。ありがとうございます。…あ、ぼくもそろそろ書いていかなければ!がんばるます。