木曜荘

ものかきの日記

2022/12/09

今日は六、七週に一度の通院。血液検査があるのを忘れていて珈琲とチョコレートを少し食べてしまったが、数値にはとくに異常もなくよかった。

通院の日はぼくのきらいな待ち時間との戦いなので、せめて処方箋をだしたあとの待ち時間(分包なのでこれがまた長いのだ)を有意義に使おうと、通院の日は外食を許している。今日はハンバーグのセットを食べた。写真は撮り忘れたので、食後の散歩のときに見かけた花をかわりに。山茶花の白。清らかだけど派手な印象。贅沢な感じがする。

病院が面している環七は今日も混んでいた。車の量がふえて、師走だなと思う。今日も電車を選んだので、往復二時間、ひとごみにまぎれる。池袋の駅は余裕のない通行人が多い気がして、いつもげんなりする。そんなに急いで何処へ行くのだと訊きたくなる。

六時間を費やしてやっと帰宅。駅から家まで、町内をふらふらあるきながら、ピラカンサの実の赤いのや、柿の実の橙色やらに目を奪われる。近所の梧桐(アオギリ)。ぶら下がっているのは花ではなく実。ぼくはこれをずっと花だと思っていた。なんて大きな実だろうか。空にぶら下がっている姿が妙にかわいらしかった。

ぼくもぼくの実を残すべく、今年は二冊目の本を作ることができた。来年には三冊目。その後はどうなるかわからないけれど、予算の捻出できる限り、作り続けていきたいと思う。毎年実をつける樹木のように。

帰って夕方まですこし仮眠をとり、夕食まで勉強。まだまだ身についたと思えるような段階ではないが、すこしずつ進んでいる実感はある。この調子で継続していきたい。

ブログ更新、連続二百日を達成。これもまた習慣になってきている。どんな果実になるかもわからないが、なにかしらの意味を生んでくれていると思っている。これも続けていきたい。